千葉生涯学習ボランティアフェア
ボランティア先生紹介daysに手作り本研究会として参加
体験学習として絵本館が参加したのは「三色パステルアート」だ。
参加申し込みしたのは、最近流行り出したパステルコンテを使ったア
ートのセラピー教室に興味をもったからで、絵本館がテーマビジョン
に描く「造形遊び」アートの一貫として、三色だけの色(赤・黄・
青)の原色だけで6色の効果を表現する「減算混合」で、クリスマス
のイメージとグラデションの作品をコンテをコットンで、はがきサ
イズのカードにこすりだして楽しむワークショップです。
三色パステルアートの世界が簡単に出来上がるかと思うと、これが単
純なようできれいに簡単に表現できないもので苦心しました。
どんな体験教室でも奥が深いものだと感じました。
その課題作品が下記の完成品で、セラピーのお話しで、都合一時間余
りの制限の中で結構苦戦しました。
以前、絵画療法という方法に使いたいとの要望で絵本館のキットを
市川市の病院に発送したことがあります。また、白血病の患者さんの
癒し効果を高める手段でも絵本館の手作り本が試されました。
下記が今回挑戦した三色パステル作品
●左の作品はグラデーションを使って、水面に映し出したオーロラ
のイメージと右側はコットンを使って指先にコットンをまるめてク
リスマスツリーを表現し、背景は天の川銀河の見える夜景を表現し
た作品。
パステルを使った作品は数多くあるけど三色に限定する意味を解明し
ようと参加したが、先生の講義のなかで人間は左脳と右脳の使い方で
表現方法が違ってくるそうです。
つまり左脳は理屈で考えた計算仕組みの脳で、三色セラピーパステル
効果はあくまで右脳の感覚イメージで、なんとなくボヤーとした表現
方法の手段です。
つまり、絵を描くのが苦手でも右脳だけの表現の作品もアートとして
成り立つ事を学びました。つまり以前絵手紙教室の体験で学んだ、下
手でも良い、感覚表現の作品と同様な世界を今回は体験をしましたね。
気分を変えて、午後からは千葉公園を散策
千葉県でも有名な蓮池公園をぶらりと散歩してみました。
天気も快晴で気分の良い池で、のんびりしました。池には
鳥のかもが気持ちよさそうに泳いでいました。残念ながら目玉の
「蓮」は夏にしか咲かないそうで、蓮センターで展示作品を鑑賞。
センターの売店で、蓮は見れなかたっけど「蓮のピンク色のリボン
をつけた変なおじいさん」がアイスクリームをなめているではない
ですか。そして興味深々で声をかけてみました。
93才という老人のファッションは真っ赤なサンタクロース風のシ
ャツを着て、しかも雨も降っていないのに、子供用のアニメキャラ
クター満載のパラソル姿。これはびっくりです。老男性が女性の姿
のいで立ちに「かわいいですね」と思わず声をかけたら、喜んで
いましたね。
異様な雰囲気の老人の対面で気分が晴れ、体験教室の緊張感がとれ
ました。
この老人のファッションこそ、究極の造形遊びの極。立派なアー
トだと感じた。