[UP DATE]2016.04.21
子供のお話作りと絵本作り
言葉や心の成長に必要なこと
たとえば、子どもが4才の頃になると洗濯バサミを恐竜に見たてて
「ガガガ・・・」などと言いながら、洗濯バサミにかみつかれたり、
逃げ回ったりして遊ぶことがあります。
この時、子どもは自分でお話を作って夢中になっている様子。
このように子どもが自分の思いを表現することは、言葉や心の
成長に良いことだと考えられます。
お話作りは、今まで幼児がどの程度、物語を理解して作れるかという
面が注目されてきましたが、別に情緒的な面も備わっているようです。
お話作りは人の心を活性化する力をもっていると考えられます。
子どもは自己を物語りたがる強い気持ちをもっていて(Neson,K 1992),
物語ることは思考であり、単なる体験的記憶の再生ではなく、物語として
まとめることに考えられます。(Brnuner,J.S.1989)
以上の過程で子ども達は、記憶の再構成をして自分の経験を絵本に表現 すると、その意味を確認することができます。 つまりお話作りで子ども達は自分を再発見していることでしょう。 お話作り、絵本作りは素晴らしいことですね 。

【追 伸】
■手づくり絵本館「にゃ~トピア」とこの文章は共同研究をしている植草学園大学
の植草一世先生の著書参考にしました。「保育の表現活動」
手作り絵本制作/塩谷仁之
■製本キット/【自分で作るおもしろブック】を使用しました。
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手づくり絵本館 にゃ~トピア
http://www.omoshiro-book.com/
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住所:千葉県習志野市田沼 7-5-8
TEL:047-452-3575
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