[UP DATE]2021.02.19
みじめむし 創作紙芝居
【みじめむし】 創作紙芝居の概要
主人公ヒカル君は以前は下町、葛飾区の小学4年生まではクラスの
人気者でした。
父親の仕事の関係で、5年から山の手の小学に転入しました。
そのせいで、なじまないクラスの陰湿ないじめが始まり、ヒカル君は
毎日、悶々とした憂鬱な生活が続きました。
もともと、運動することもままならないヒカル君は、登校拒否一歩手前まで
落ち込み、妹にまでつらく当たりだす始末。そして、母親にはきつく怒られるように
なりました。
ただ絵が唯一ヒカル君の持ち味だと気が付いた担任の先生が
少年の小さな特技を見出して、琴線にふれる喜びを見出してくれたのです。
それが、きっかけで少年の才能が開花しました。
ぐんぐん自信につながり、クラスのみんなや家族とも穏やかな生活を取り戻しました。
(この物語はほぼ、ノンフィクションです。)
■この紙芝居の読者感想文
●星みゆき様
みじめな気分、だれでも何回かありますよね。それを、つらく感じて、いじめられたと思うと
より苦しくなり、不幸になるし、自分の心のもちようでもあると伝わってくれそうな作品ですね。
先日のニュースで、見たふさふさの犬の頭で光っている蛍が、ヒカル君だったかもと思った次第です。
(原文のままの感想)
●読み聞かせの会 岩尾様
絵の美しさ、鮮やかさに感動しました!とても勉強になりました。
家に帰って妹に八つ当たりするとこなんか、わかります。
何かひとつ、得意なこと、みんなみつけてあげたらよいです。
(原文のまま)
●横浜のようこ様
てんこうせいならではの、不安な気持ちやうまくいかないところからの、
気持ちの切り替えがよくわかりました。
私も転校生だったので・・・・。
やってみようと引き受けたことを、頑張ったことで、まわりの目はかわりますよね。
絵もとても描きなれたタッチで、まるで絵本をみているようでした。
(原文のまま)
●渡部康夫様
子供の表情が描き分けられていて色もきれいです。
自分の良さを発見させること、個性について考えさせる上で、とても良い内容だと思う。
(原文のまま)
以上昨年に描き上げた創作紙芝居でした。
今の学校はやたら、進学校にこだわるお受験主体のグレイな気分の子供たちが多いのではないかと思う。
なんでも良いからその子供の一個性をのばしてあげるのが、親であり、学校の先生の使命だと、私は思います。
塩谷
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